ハンドピン　2010年11月15日更新

Handpin
ゴールクロス,アバディーンシャー,スコットランド
銀･赤エマーユ,長さ14.3cm,頂部の幅2.0cm,厚さ1.7cm,重さ29g
6-7世紀,北東スコットランド
エディンバラ,スコットランド国立博物館
ハンドピンという名称は、頂部に何本かの指が突き出し、半円形の部分が手のひらのように見えることに由来する。ここでは三本のうち真ん中の指に赤エマーユと八本の光を放つ星形を、手のひらに赤エマーユと繊細なトリスケーレ連続文をあしらっている。 1840年頃巨石文化のストーンサークルの遺跡で発見され、同じく銀製の腕輪と鎖を伴出した。デスクフオードのカノレニュクス(Cat.192)の出土地から数キロしか離れていない場所である。出所：「古代ヨーロッパの至宝-ゲルト美術展1998」
関連用語：