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匽侯盂 2010年3月7日更新

匽侯盂

【和:えんこうう
【中:Yan hou yu
殷・周時代|青銅器|>匽侯盂

青銅
高24.3、口径33.8、足径23.3
1955年、遼寧省喀左県馬廠溝出土
西周時代・前11一前10世紀
“Yan Hou” Bronze Yu Vessel  盂は大形の食器。口縁が外に開き、側面に上から持つ形の把手が一対付いている。側面には大振りの?鳳文を全部で四つ表わす。後を振り返る夔鳳の体と頭は90度回した角度で表わされる。夔鳳の頭には長い鶏冠がついている。背景は細かい渦文で埋めている。鋳上がりは良好で、錆も少ないため、広い面を生かした大振りの文様が鮮やかに映えている。
 器の内壁に「匽侯作餴孟]の銘文があり、匽侯がこの青銅器を作らせたことがわかる。匽侯の銘文をもつ西周時代の青銅器は、北京市房山区琉璃河遺跡と、遼寧省西部で多く出土している。匽は『史記』などの文献には燕と記録されている国と考えられる。西周時代の燕国が北京一帯から遼寧省西部地区までの広い範囲を勢力範囲としていたことを示しており、歴史の資料としても重要である。出所:『悠久の美-中国国家博物館名品展』
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