青花宝相華唐草文盤　2010年2月15日更新

元時代(1271-1368)
d:45.3cm
大阪市立東洋陶磁美術館
DISH
Blue and White with Baoxiang-hua Scrll Design Yuan Dynasty(1271-1368)
Museum of Oriental Ceramics， 0saka
　盤の外側から波濤文、牡丹唐草文、さらに波濤文、宝相華文と続き、中央には六つの蓮弁に瑞祥文を納めたものを配置している。波濤文を除く文様帯は、白地に文様を描く普通の描法とは違って、印画紙を逆に焼きつけたようないわば逆青花の描法で描かれている。この種の盤は、中近東に多く見られるが、日本では二、三を数えるにすぎない。文様とその配置、描法などに、濃厚なイスラム文化の趣味が感じられる。出所：皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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