考古用語辞典 A-Words

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青花松竹梅文花盆 2010年1月31日更新

青花松竹梅文花盆

【和:せいかしょうちくばいもんかぼん
【中:
明・清|陶磁器|>青花松竹梅文花盆

明時代・成化け465-1487)在銘
1987年景徳鎮市珠山成化地層出土
h:15.6cm
FLOWER POT
Blue and Wvhite with Pine, Bamboo and
Plum Tree Design
Ming Dynasty, Chenghua Mark and Period(1465-1487)
 長方形の器形で、器体は重厚である。器内には施釉をし、一箇所に「~」形の仕切り板が設けられ、盆を二分する。仕切り板の下には排水孔があけられている。器底の六足は浮彫風に如意頭形に作られている。器底は露胎で、淡紅色を呈している。折縁の口縁部には、唐草文が廻らされる。四面の側壁はいずれも圏線二本で枠取し、内部に松竹梅文を描き入れる。胴部裾には雷文帯を廻らせる。明代の成化、弘治時期の宮中の絵師・呉偉(1459~1508)の「武陵春図』中に描かれた花盆の内部にも「~」形の仕切り板があることより、この盆は成化の宮中の盆景盆であると考えられる。出所:皇帝の磁器-新発見の景徳鎮官窯
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