邢公簋　2009年12月22日更新

一個
高18.5　口径27.8
西周時代(紀元前10世紀)
Bronze gui with inscription of “xing hou".
大英博物館蔵
　四つの把手をもつ門耳簋。簋は盛食器とされ,穀物を盛るのに用いられたと考えられる。この簋は腹部が張り出し，どっしりとした安定感がある。腹部には身体が渦文状になった象文，圏台には夔文が表わされる。四耳には犠首がつく。内底に８行68字の銘文がある。読み方には諸説あるが，（火火＋乂）と内史が王命により井(邢)侯を補佐し，三部族出,身者の奴隷を賜わり，周公を祀る器を作ったことを記すと解釈される。（火火＋乂）の一族の作った器には優品が多く，日本でも自鶴美術館，根津美術館などに所蔵されている。出所：大英博物館所蔵日本・中国美術名品展
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