考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

饕餮文鼎 2009年12月20日更新

饕餮文鼎

【和:とうてつもんてい
【中:Tao tie wne ding
殷・周時代|青銅器|>饕餮文鼎

一個
総高27.2 径21.6
商時代(紀元前13~11世紀)
Bronze ding with taotie design.
 商時代後期は,都が現在の安陽にある殷墟に置かれていたので,殷墟期とも呼ばれる。青銅鋳造技術は非常な発達を遂げ,宗廟に供える祭器(彝器)が数多く作られた。その種類には,食物のための食器,酒のための酒器,水のための水器,そして楽器がある。鼎とは食器の一つで,3本あるいは4本の足と2本の把手をもつ。肉などを煮炊きするのに用いられた。3本の足の上に,浮彫式の饕餮文が表わされ,その上に,冏文と蝉文が交互に施された文様帯がめぐる。内壁に銘が1字ある。「史」と読める。出所:大英博物館所蔵日本・中国美術名品展
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.