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サキャ派ラマクンキェン・ゴウォ(ゴラムパ) 2009年10月9日更新

サキャ派ラマクンキェン・ゴウォ(ゴラムパ)

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面白テーマ|彫刻・書画|>サキャ派ラマクンキェン・ゴウォ(ゴラムパ)

チベット中央部、おそらくツァン地方
15世紀第4四半期
真鍮;金、彫金、銀・銅象嵌
高18.1cm
ウェスリー&チャロライン・ハルパート・コレクション
このラマの名は台座前面にクンキェン・ゴウォと記されており、彼はおそらく、サキャ派における最も有名で最も熱烈な執筆者のひとりであったゴ・ラプジャム・ソナム・セング(1429-1489)に当たる人物である。この像は左手に長寿の瓶を持ち、右手には中央に陰陽の象徴がある火炎宝珠を棒げていて、それはおそらく彼の火の出るような霊感を表現しているのだろう。大きな顔とその容貌は、柔和で穏やかな表現である。金箔の袈裟の田相、銅と銀の広い帯、八つの吉祥の象徴をちりばめて打ち出された花文様で華麗に飾り立てられた着衣は、重々しく彼の身を包んでいる。それは、例えばスピールマン・コレクションのミラレパ像などよりもやや進んだスタイルを示している。出所:天空の秘宝チベット密教美術展
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