考古用語辞典 A-Words

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青白磁魂瓶(宋) 2009年9月19日更新

青白磁魂瓶(宋)

【和:せいはくじこんぺい
【中:Qing bai ci hun ping
宋・遼・金・元|陶磁器|>青白磁魂瓶(宋)

宋時代
高 47.1cm 口径 8.0cm
胴径 13.4cm 底径 7.9cm
 長い頸部をもつ瓶で柑子口風にふくらんだ口部をもつ。胴もほっそりとしていて胴裾でやや外反している。胴部には轆轤目がみとめられ、総体に青味のある釉が薄くかかり、貫入が認められる。頸のまわりには、雲や龍、鳥などを型抜きにして貼り付けてあるが、龍は頸に巻きつく姿で施され、その下に12の人物立像が同じく貼花文で配されている。青味のある釉は光沢がある。
 魂瓶といわれる器は、宋時代頃から副葬品として用いられたもので、粛然と立つ人物像を貼花文であらわしたものが多い。これは死者の魂が天国に昇るのを謹んで見送ることを意味しているという。出所:中国の器展ー青銅と陶器
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