考古用語辞典 A-Words

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ストゥデニツァ修道院(ユーゴスラビア世界遺産) 2009年5月9日更新

ストゥデニツァ修道院(ユーゴスラビア世界遺産)

【和:ストゥデニツァしゅうどういん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ストゥデニツァ修道院(ユーゴスラビア世界遺産)

1183年、セルビアの君主ステファン・ネマーニャは、ストゥデニツァ川|のほとりに修道院の建設を命じた。修道院完成前に、次男ネマニッチに君主の座を譲ったステファンは、ギリシアのアトス山での修道生活に入り、死後、ストゥデニツァ修道院の聖母聖堂に葬られた。その後、歴代王の寄進により、 一時は13もの聖堂をもち、セルビアで最大規模の修道院となった。現在、聖母聖堂、聖ニコラス聖堂、王の聖堂の3つだけが残っている。
ステファンの霊廟となった聖母聖堂は、1183年から1191年にかけてつくられた主聖堂である。その霊廟のフレスコ間は、ステファンの末子であるラストコが、父の遺体をギリシアのアトス山から運ぶ際に付き添ってきた、ギリシア人画家たちが描いたものである。絵のモチーフはラストコが選んだもので、聖書を題材にしたものが多い.ラストコは1219年にセルビア独立教会の初代司教となった人物でもあり、洗礼名をサヴァという。聖母聖堂は、ビザンチン様式とロマネスク様式が融合したラシュカ様式と呼ばれる様式で、建てられている。その聖母聖堂に隣接して建つ小さな聖堂が、1314年に建てられた王の聖堂。歴代の王の肖像画が、その壁面を飾ってあることからその名がついた。ネマニッチの黄金の指輪や死装束が保管されている。出所:世界遺産の旅
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