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モルドヴァ地方の教会群(ルーマニア世界遺産) 2009年5月9日更新

モルドヴァ地方の教会群(ルーマニア世界遺産)

【和:モルドヴァちほうのきょうかいぐん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>モルドヴァ地方の教会群(ルーマニア世界遺産)

モルドヴァ公国のシュテファン3世(在位1457~1504年)は、オスマン・トルコやポーランド、ハンガリーなどの侵略を阻止し、モルドヴァ公国の最盛期を築き上げた。バルカン半島で唯一イスラム勢力であるオスマン・トルコからの侵攻を阻止し、キリスト教勢力を守った。この功績が賛えられ、教皇より「聖騎士」の称号を与えられた。自らをキリスト教世界の番人であると考えていたシュテファン3世は、戦闘で勝利を収めるたびに、修道院などの宗教建造物を建築した。シュテファン亡き後の公国君主たちもそれにならい、特に1527年に君主となったペトラ・ラレシュ公は、多くの修道院を建設した。そのため、モルドヴァ地方に数多くの宗教建築物が残っている。
この地方の修道院は、内壁も外壁もフレスコ画で、埋め尽くされていることが特徴。聖書を題材にしたフレスコ画は、文字の読めない人びとに、絵で聖書を理解してもらう役目も果たしていた。スチャヴァ奏「外の山奥に点在する、スチャヴァ、ヴォロネツ、モルドヴィツァ、フモール、アルボレ、パトラウツィ、プロボタの7修道院が、世界遺産として登録されている。出所:世界遺産の旅
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