考古用語辞典 A-Words

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ドロットニングホルムの王領地(スウェーデン世界遺産) 2009年5月1日更新

ドロットニングホルムの王領地(スウェーデン世界遺産)

【和:ドロットニングホルムのおうりょうち
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ドロットニングホルムの王領地(スウェーデン世界遺産)

1570年頃、 ストックホルム郊外のメーラレン湖のローヴェン島に、夏の宮殿ドロットニングホルム宮が完成した。宮殿は1661年焼失したが、翌年には新官殿の建設が始まる。テッシン父子が工事を担当し、フランスからヴェルサイユ宮殿の作庭家を呼び寄せた。1700年に「北欧のヴェルサイユ宮殿」と呼ばれている、バロック様式の宮殿が完成した。
しかし、この宮殿をより華麗なものに仕立てあげたのは、1744年に王室に嫁いできたロヴィーザ・ウルリカである。宮殿を贈られた王妃は増改築を行い、自室をロココ様式に統一した。当時の貴族の間で流行していた中国趣味のあずまやは、1767年に改築されて、現在の姿になる。漆塗りの化粧板や陶磁器などヨーロッパでも類を見ない建築物となった。1754年に建設された宮廷劇場は、火災のあと1766年に再建。ウルリカの息子であるグスタフ3世の時代には、宮廷生活の重要な場となった。その後、18世紀末から130年余り閉鎖されたが、1922年に再開され、当時のまま使われている。この宮殿は1981年からスウェーデン王家の居城となっているが、昔のままの宮と劇場と宮殿の一部は公開されている。出所:世界遺産の旅
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