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ヴュルツブルクの司教館・その庭園と広場(ドイツ世界遺産) 2009年4月29日更新

ヴュルツブルクの司教館・その庭園と広場(ドイツ世界遺産)

【和:ヴュルツブルクのしきょうかん・そのていえんとひろば
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ヴュルツブルクの司教館・その庭園と広場(ドイツ世界遺産)

1719年にヴュルツブルクの領主司教に任命されたシェーンボルン伯ヨハン・フィリップ・フランツは、ヴュルツブルクに司教館を建てることを決める。彼の計画は、有力な地位に就いていた親族たちに支持された。その司教館の建設を任されたのが、当時まだ無名であったバルタザール・ノイマンであり、ノイマンのもとに一流の建築家たちが集められ、翌年から建設が始まった。
しかし、1724年にヨハンが没し、司教の座は他家に移り、司教館の建設も中断を余儀なくされてしまった。ヨハンの弟フリードリヒ・カールが司教となった1729年に、建築が再開された。1744年の司教館本体の完成まで、ノイマンは指揮をとった。以後も内装工事は続けられ、1780年にヨーロッパでいちばん美しい司教館が完成した。総工費は150万グルデンにもおよび、これはシェーンボルン家の全収入に匹敵するものである。
ドイツ最大規模のバロック宮殿であるこの司教館の大階段室は、当時天井の耐久性を疑問視されたが、第二次世界大戦時に爆撃によって市内や司教館の他の部分が破壊された中でも無事だった。18世紀、ヴェネツィアの画家ティエポロによって描かれた皇帝の間の天井(600㎡)の大フレスコ画も、オリジナルのまま今に残っている。出所:世界遺産の旅
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