考古用語辞典 A-Words

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ボイン渓谷遺跡群(アイルランド世界遺産) 2009年4月28日更新

ボイン渓谷遺跡群(アイルランド世界遺産)

【和:ボインけいこくいせきぐん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ボイン渓谷遺跡群(アイルランド世界遺産)

アイルランドの首都ダブリンから、北西に60kmほどのボイン川流域にはニューグレンジ、ノウス、ダウスの3つの大型古墳と、40以上の墓地が点在している。なかでも有名なのは、ニューグレンジの巨大古墳。石室内部まで入ることができるのは、ここだけであるが、ガイドの同伴が必要。また、ガイドの説明はすべて英語なので注意。
石室の中をしばらく歩くと、中央墓室へ出る。そこの天井は、石板を組み合わせたもので、古墳ができたときから一度も補修されていないが、現在でも一滴の雨漏りもない。その精巧なつくりには、驚嘆せざるを得ない。
石室を囲むように配置されたストーン・サークルに刻まれた渦巻文様は、のちにこの地へとやってきたケルト人にも、影響を与えている。現在、アクセサリーなどにこの渦巻文様を使ったものがある。冬至の日には、入口から陽光がまっすぐ墓室まで、届くようになっているため、天文学的な知識をもつ者たちによってつくられたとされる。出所:世界遺産の旅
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