考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連遺跡群(イギリス世界遺産) 2009年4月27日更新

ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連遺跡群(イギリス世界遺産)

【和:ストーンヘンジ、エーヴベリーとかんれんいせきぐん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連遺跡群(イギリス世界遺産)

ソールズベリの北に広がる大草原。その中に突如として現れる巨石群、ストーンヘンジ。夕日の中に浮かぶそのシルエットは、神秘的である。
およそ5000年前につくられたというストーンヘンジが、「単に適当に石を並べただけのものだ」といわれないのには理由がある。本来の入口があった場所、そこからのびる大通路、大通路の途中にある高さ6mほどのヒールストーンと呼ばれる玄武岩、そしてストーンヘンジの中央にある祭壇石.夏至の日になると、これらの岩石で形成される直線上に太陽が昇るのである。この現象から、ストーンヘンジは何かの用途に、特に太陽にかかわる何かに、使われていたものとされ、さまざまな説が生まれた。
太陽崇拝の神殿であるとか、太古の天文台であるとか、果ては宇宙との交信に使われていたとか。実際のところは何に使われていたのか、現在でもまだはっきりとわかっていない。
残念なことに、以前は手で触れることができたが、激増した観光客から保護するために、周りにロープが張られて、近づくことができなくなっている。それでも毎年、夏至の日になると、不思議な現象を見ようと観光客がつめかける。
ストーンヘンジを構成する石のうち、大きな石柱のほとんどは、北へ30kmほどの、マールバラの丘の砂岩である。その丘の麓の小さな村、エーヴベリー周辺にも、巨石群がいくつか存在する。2つのストーンサークルに、数kmにわたって2列の巨石が並ぶ、ケネット・アベニューや、古代の人工塚シスベリー・ヒル、地位のある農耕民の墓と思われるロング・バローなどがある。出所:世界遺産の旅
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.