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ガラホナイ国立公園(スペイン世界遺産) 2009年4月23日更新

ガラホナイ国立公園(スペイン世界遺産)

【和:ガラホナイこくりつこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ガラホナイ国立公園(スペイン世界遺産)

イベリア半島を遠く離れた大西洋上、アフリカの肩先にぽつんとあるカナリア諸島に、ゴメラ島という小さな島がある。火山島で島全体が山になっており、周囲は切り立った海岸。標高1487mの最高峰ガラホナイ山が国立公園になっている。面積は40k㎡で島の1割程度を占める。
貿易風がもたらす大量の雨と、年間通じて温暖な海洋性気候が、ここに豊かな森林を育んでいる。しかも、絶海の孤島、大陸の影響をまったく受けず、生態系の淘汰がほとんどなされなかったためであろう、生育する植物の大半が、ここにしかない固有種なのである。
照葉樹やシダ類をはじめとするこれらの植物は、はるか500万~170万年も前に、地中海地域を覆っていた原始の植物の生き残り。氷河期に氷河作用の影響を受けず、絶滅を逃れたのである。この森林と、生息する小動物たちは、種の構成や生態メカニズムを研究するのに、非常に貴重な自然遺産といえるだろう。出所:世界遺産の旅
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