考古用語辞典 A-Words

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パラナ川流域のイエズス会伝道施設(パラグアイ世界遺産) 2009年4月16日更新

パラナ川流域のイエズス会伝道施設(パラグアイ世界遺産)

【和:パラナかわりゅういきのイエズスかいでんどうしせつ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>パラナ川流域のイエズス会伝道施設(パラグアイ世界遺産)

 スペインが南米を侵略した16世紀、パラナ川流域に積極的に布教活動を展開したイエズス会は、この地方にグアラニー族のキリスト教化を目的とした集落「レドゥクシオン]を築いていく。「信仰にもとづいて、私有財産のない質素な共同体を建設する]という理想のもと、宣教師との共同生活で農業を営むほか、手工芸品の生産も行っていた。レドゥクシオンは一時、人口20万を数え、ひとつの独立国家の様相を呈した。彼らを危険視したスペイン王は、1767年にイエズス会を新大陸から追放処分とし、やがてレドゥクシオンは放棄されてしまった。
 パラグアイの8集落のうち、ラ・サンティシマとトリニダード・デ・パラナ、ヘスース・デ・タヴァランゲの、3集落が世界遺産に登録されている。最も有名なのがトリニダード遺跡で、大きな広場を囲んで聖堂、住居跡などが並び、墓地や牢獄もあった。最盛期には4000人が暮らしていたと思われる。出所:世界遺産の旅
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