考古用語辞典 A-Words

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サマイパタの要塞(ボリビア世界遺産) 2009年4月15日更新

サマイパタの要塞(ボリビア世界遺産)

【和:サマイパタのようさい
【中:
面白テーマ|世界遺産|>サマイパタの要塞(ボリビア世界遺産)

 眼下に開けた谷を望む標高1950mの山岳地帯。サマイパタの町から南西に6kmほど行った丘の上に、東西250m、南北60mの巨大な岩が横だわっている。石英を含んだ赤っぽい砂岩層に、さまざまな彫刻が施されたサマイバタの要塞だ。「要塞]というのは侵略したスペイン人がつけた名だが、軍事的要素はまったくなく、神殿のようなものであったと考えられている。柔らかい砂岩に、細部に至るまで注意深く計画された彫刻は見事なものだ。西側には、ヘビ、ピューマ、ジャガー、レア(南米産のダチョウの一種)などの石彫と祭壇が、東側には神のお告げを聞く託宿所を中心にいくつもの泉が並んでいる。南側の壁には、横に掘った穴が並び、これは墓穴と考えられている。
 民族は特定できていないが、この地ではトウモロコシやコカの栽培が古くから行われており、14~16世紀にかけて、この丘が彼らの宗教儀礼上の中心であったと思われる。出所:世界遺産の旅
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