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ランス・オ・メドウ国立歴史公園(カナダ世界遺産) 2009年4月8日更新

ランス・オ・メドウ国立歴史公園(カナダ世界遺産)

【和:ランス・オ・メドウこくりつれきしこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ランス・オ・メドウ国立歴史公園(カナダ世界遺産)

1497年イギリスの探検家ジョン・カボットが、ラブラドル半島の東海岸に上陸した。それに先立つこと約500年前、ニューファンドランド島の最北端に、 ヨーロッパ人が数年間定住していた。その証拠となるのが、北アメリカ唯一のヴァイキングの集落跡ランス・オ・メドウである.
北欧に伝わる叙事物語『サガ』に、「1000年頃、ヴァイキングのリーフ・エリクソンが、この地に越冬のための定住地を設けて、ヴィンラシドと命名した」と書かれていた。この伝説の地を求めて、1961~68年にかけてノルウェーのイングスタッド夫妻が調合、発掘を行った。そして、エパヴェス湾に突き出た岬の草地に、3つの共同住居、4つの作業場と鍛冶場の建造物の土台を発見した.家屋は、木の骨組みを使い、周囲の湿地から取った泥炭を塗って壁をつくり、屋根は草で覆い、窓はなかった。これは当時の北欧の建設技術であり、また、先住民が使っていなかった鉄製品も出土したことから、ランス・オ・メドウが、ヴィンランドであったことがわかった。出所:世界遺産の旅
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