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メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ合衆国世界遺産) 2009年4月7日更新

メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ合衆国世界遺産)

【和:メサ・ヴェルデこくりつこうえん
【中:
面白テーマ|世界遺産|>メサ・ヴェルデ国立公園(アメリカ合衆国世界遺産)

 コロラド州南西端のメサ・ヴェルデに、108におよぶ断崖住居跡(面積約211k㎡)がある。テーブル状の台地(メサ)を緑(ヴェルデ)の針葉樹林が覆い、一見しただけでは遺跡があるようには思えない所である。この近辺には、7~8世紀頃からアナサジ(「昔の人々」の意)が住み始め、トウモロコシや綿花をつくり、メキシコとの交易も行っていた。その後、12世紀末に、近寄るのも困難なメサの断崖に移住したと考えられる,しかし、わずか100年ほど後、日干しレンガと泥で築いた住居を残して、彼らは忽然と姿を消した。なぜ断崖に住んだのか、なぜそれを突然放棄したのか。前者は外敵からの自衛のため、後者は干ばつや人口増加などといった推測がなされているが、はっきりとした理由はわかっていない。断崖住居のうち、クリフ・パレス(断崖の宮殿)と呼ばれるものが最も大きく、4階建て、217室と23のキヴァ(宗教儀礼を行う円形の礼拝所)をもつ。出所:世界遺産の旅
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