オーストラリア哺乳類化石保存地区（オーストラリア世界遺産）　2009年3月31日更新

1969年、オーストラリア南東部にあるナラコーアト近くのヴィクトリア洞窟で、フクロライオンの完全な骨格が発見された。その後、カモノハシや鳥類、爬虫類、哺乳類の骨格など数万点におよぶ化石が発見された。特に体長約2mのステヌルス・オクシデンタリスの骨格は完璧であった。カンガルーの仲間であるこの有袋類の化石は、洞窟の中に展示されている「これらの化石はみな、17万～1万8000年前のものである.
ナラコーアトのほぼ東北にあたるリヴァスレーでは、フクロオオカミの亜種の化石や、 さらに占い5000万～4500万年前の化石が発掘されている。この地域がかつて肥沃な雨林地帯だったことを示す、100種以上の動物の化石も発見されている。約5000百年前のオーストラリアの大陸移動を証明するひとつの証拠として貴重である。 出所：世界遺産の旅
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