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アンジャル(レバノン世界遺産) 2009年3月29日更新

アンジャル(レバノン世界遺産)

【和:アンジャル
【中:
面白テーマ|世界遺産|>アンジャル(レバノン世界遺産)

ウマイヤ朝第6代のカリフ、ワリド1世の保養地として、 8 世紀初頭に建設され、ダマスカスとベイルートをつなぐ隊商ルートの中継区地として、古くから栄えていた。東西350m、南北385mの城壁に囲まれた町は、幅10mの2本の広い道路が十字に交差している。その交差点の四隅に、当時4本の円柱が建っていた台座がなっている.1基は復元されているが、ここにはかつて、テトラピュロン(四面門)が築かれていた。
町には、王宮と公共浴場、モスク、従者の住居、そして商店がつくられた。ビザンチン様式の2層のアーチからなる王宮は、一部が復元され、優雅な姿を見せている。第2宮殿は王宮より小規模だが、ビザンチン様式の彫刻で飾られている。建物の壁面のレンガと切り石が目を引くが、これは地震から建物を守る緩衝装置の機能をもっている。ウマイヤ朝は、西は北アフリカからイベリア半島、東は中国・唐との国境まで、広大な地域を支配したが、レバノンでは唯一アンジャルにのみ遺跡が残っている。出所:世界遺産の旅
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