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ペトラ(ヨルダン世界遺産) 2009年3月28日更新

ペトラ(ヨルダン世界遺産)

【和:ペトラ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>ペトラ(ヨルダン世界遺産)

左右に70m以上の高さの岩壁が迫るシクと呼ばれる道を行くと、突然視界が開けて巨大な神殿が川の前に立ちふさがる。ペトラのエル・カズネである.映画『インディ・ジョーンズ 最後の聖戦』の舞台になり、一躍有名になった建造物だ.カズネ・ファルウンとは「ファラオの宝物庫」を意味するが、ここは葬祭殿といわれている. ペトラは、紀元前1世紀頃、ナバテア人によって築かれた交易都市である.ナバテア人は地中海への隊商路をおさえた商才に長けた民族で、土木技術や芸術にも優れていた。年間降水量が150mmしかない砂漠で、水の安定供給を可能にしたのは、ダムや貯水池をつくり、陶製の水道管で水を町まで引いていた高い水利技術である。また芸術面でも、ギリシアやローマなどの影響を受け、独自のナバテア様式を確立した,おそらく800以上の建造物が岩山に掘られていると想像されるが、ペトラは今なお謎に包まれている。ローマ劇場や神殿の列柱が立ち並ぶローズ色の町は、2000年前と同じ風景を見せている。出所:世界遺産の旅
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