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デリークトウブ・ミナール・その建造物(インド世界遺産) 2009年3月24日更新

デリークトウブ・ミナール・その建造物(インド世界遺産)

【和:でりーのくとぅぶ・みなーるとそのけんぞうぶつ
【中:
面白テーマ|世界遺産|>デリークトウブ・ミナール・その建造物(インド世界遺産)

クトゥブ・ミナールは、ニュー・デリー郊外の広々とした平原にそびえ立つ、インドで最も高い石造建造物で、高さは72.5m。以前は100mあったが、飛行機事故によって現在の高さになった.
この5層の塔は、 上にいくにしたがって細くなり、途中に4つのバルコニーがある.奴隷王朝のスルタン、クトゥブ・アッディーン・アイバクが、1193年にヒンドゥー教の領主ブリトゥヴィ・ラージ・チャウハーンを破り、その勝利の記念として建てたものである。しかしアイバクが建てたのはその第1層部分だけで、残りは彼の養子アール・タット・ミシュ王にによって完成された。そのときは4層であったが、落雷で最上部が壊れ、それを修理してその上に5層目とドームが付け足されたのは1368年だった。その後ドームが再び壊れ、修復されたが、1948年にはずされた。
ミナールとはミナレットのことで、本来はモスクに付属して礼拝の呼びかけをする塔であるが、ここでは勝利記念の意味が強い。
この塔のすぐ協にあるのが、インド初のモスク、クワトゥル・イスラーム・モスクである.イスラム教は本来偶像崇拝を認めない宗教であるが、破壊した27ものヒンドゥー教寺院やジャイナ教寺院の石材を用いて建てられたため、モスクには、ガネーシャ像(シヴァ神とパールヴァティ神の子。象頭人身)などの神像が見られ、興味深い。出所:世界遺産の旅
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