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楷書陰符経府君碑合巻 2009年3月20日更新

楷書陰符経府君碑合巻
【和:かいしょいんぷきょうふくんひがっかん
【中:Kai shu yin fu jing fu jun bei he juan
明・清|彫刻・書画|>楷書陰符経府君碑合巻

董其昌
一巻
紙本墨書
縦二五・一 全長一四三・四
明時代・天啓四年(一六二四)
上海博物館
 この作品は董其昌(一五五五-一六三六)が楷書で書いた「陰符経」と「徐浩書府君碑」の二点をあわせて一巻に装訂したものである。二点の差違は顔体と徐浩体の楷法による。巻末の落款は「甲子四月苑西行館書、其昌」とあり、甲子は一六二四年であるから、董其昌七十歳の作品である。董其昌の楷書は顔真卿(七〇九-七八五)の「多宝塔碑」より始まり、後に晋法へと遡っていった。しかし、唐代楷書が董其昌へ与えた影響は非常に大きなものがあり、李邕や徐浩の書法についても心を傾けて学んだ形跡がある。この作品にもその影響をみることができる。この作品はかつて乾隆帝時代の清朝の宮廷に収蔵されていた。出所:書の至宝-日本と中国2006
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