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多景楼詩冊 2009年3月11日更新

多景楼詩冊
【和:たけいろうしさつ
【中:Duo jing lou shi ce
宋・遼・金・元|彫刻・書画|>多景楼詩冊

米芾
一帖
紙本墨書
縦31.2 横53.1
北宋時代・十一~十二世紀
上海博物館
米芾(一〇五一~一一〇七)は、北宋四大家の一人。 本冊は全十五開、巻子を改装したものである。米芾が、鎮江北固山嶺の多景楼の題詩を書いたものである。毎行二、三字で、四十一行あり、書法はきわめてすぐれており剛健な中にしなやかで流麗な趣があり、米芾の大字行書の傑作として長く伝世してきたものである。米芾の款印はみえないが、北宋の何執中による崇寧元年(一一〇二)の題跋には、作者は米芾であること疑いなしとしている。南宋の秦檜およびその子孫、明の黔寧王・沐英、清の安岐、曹溶、梁清標、清の内府、成親王永瑆、近代の収蔵家呉湖帆等の所蔵を経ている。
『呉氏書画記』『式古堂書画彙考』『平生壮観』『墨縁彙観』『辛丑銷夏記』等に著録されている。 出所:書の至宝-日本と中国2006
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