考古用語辞典 A-Words

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定窯 2008年12月26日更新

定窯
【和:ていよう
【中:Ding yao
基本用語|>定窯

晩唐・五代時代に白磁の生産を始めた窯で、河北省曲陽県に分布する。白磁の一大生産地として知られる。最も良質のものを生産したのは北宋時代末期で、極薄い器形に彫文様や型押し文様のあるものが焼かれた。宋時代の定窯白磁の特徴は、伏せ焼きをするために口縁部の釉薬を剥ぎ取ってあることや涙痕と呼ばれる釉薬の流れた跡がみられることである。白磁のほかには黒釉を掛けたもの(黒定)、柿釉を掛けたもの(紅定・紫定)などを焼成した。元時代に入ると白磁の生産地は景徳鎮窯ヘと移行する。出所:中国陶磁の至宝-デイヴィッド・コレクション
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