考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

中国庭園 2008年12月19日更新

中国庭園
【和:ちゅうごくていえん
【中:Zhong guo ting yuan
面白テーマ|>中国庭園

中国の庭園は中国の歴史的文化遺産の宝庫の中で、芸術的真珠として輝いている。
調和のとれた完壁な芸術的形象、典雅な芸術的風格、独特の意匠に富む配置、含蓄的な奥深い意境を求める中国の庭園は「世界「庭園の母」と言われている。悠久な歴史をもつ中国の庭園の造営は、およそ3000年前の商・周時代から始まり、その後の各時代に絶まなく発展し、精美な庭園が次々と造られ、明・清の時代(1868~1911年)に中国の庭園芸術はさらにすばらしいものになった。蘇州の庭園、承徳の避暑山荘、北京の頤和園天壇などはその代表格。
成果の大きい中国の庭園は、大自然の山水、草花・樹木を有限の空間に置き、総体的な配置、庭・家屋の組み合せ、山石の構造、植物などを通じて、自然と人工を結び付けた美を再現している。整然とした建築物と変化に富む山石、樹木とのコントラストを通して、調和がとれて互いに補う芸術的効果を生んでいる。自然を利用し、また自然に順応し、そして自然より高い、精美な造園芸術は中国と世界の芸術花園のなかの美しい花である。
今日では、多くの庭園が一般公開され、その限りない魅力を人びとの前に展開し、万里の長城、秦の始皇帝兵馬俑、長江三峡などの名所旧跡とともに中国の観光スポットとなり、内外の観光客を引き付けている。出所:中国の庭園
関連用語:

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.