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金馬碧鶏坊 2008年12月13日更新

金馬碧鶏坊
【和:きんばへきけいぼう
【中:Jin ma bi ji fang
明・清|建造物・遺跡・墓|>金馬碧鶏坊

雲南省昆明は長い歴史を持っている都市で、旧石器時代の三万年前にはすでに人が住んでいた。歴史の進歩と時代の移り変わりに従って、昆明にはたくさんの文物古跡や、人文景観が残っている。その中の一つ金馬碧鶏坊は有名である。この坊は明代の宣徳年間に創建され、現在に至るまで四百年ほどの歴史がある。金馬碧鶏坊の歴史は古く、民族の特色が目立ち、昆明のシンボルと誉められる。 金馬碧鶏坊の独特なところは、特別にある時、“金碧交輝”という奇観が現れることがある。ある日、日が没するばかりになっている時、金色の夕日の余光が西から碧鶏坊を照らして影が東の地面に映えられ、同時に、月が東から上がり始め、銀色の光が金馬坊を照らして影が西の地面に映えられる。二つの牌坊の影がだんだん近付くに移して互いに交わる。これは“金碧交輝”というのである。伝説によれば、清の道光年間のある年に、折り好く中秋の日は秋分で、青い空で雲がない。夕方、たくさんの人が三市街で待っている。その時になって本当に二つの牌坊の影が地面に映えられ、まもなく互いに交わり、それから日が没して月があがり、交輝の奇観がだんだん消えて行った。 言うところによれば、地球、月球、太陽の運行角度の関係によって、このような奇観は60年に一度逢うことができるそうだ。この奇観の設計は古代の雲南の各民族が数学、天文学、建築学を完璧に結び付ける知恵を反映している。
この建物は“文革”の時代に破壊され、1999年4月に“金馬碧鶏坊”を再建されて公開していた。新し金馬碧鶏坊は昆明市の中心の三市街と金碧路の交差点に位置する。高さ12m、幅18mがあり、昆明の民俗特色を持ち、繁華街のみどころになっている。
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