考古用語辞典 A-Words

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高潤坐像図  2008年10月24日(金)更新

高潤坐像図
【和:こうじゅんざぞうず
【中:Gao run zuo xiang tu
晋・南北朝|彫刻・書画>高潤坐像図


(高潤墓北壁壁画:模写)
北斉時代
幅194.5cm 高93cm
1975年河北省磁県高潤墓出土
河北省磁県文物保管所蔵
  内容は哀弔の図.壁面中央に被葬者が帳の中に跪坐し臨終を迎える情景を真に迫って描く.帳は四角く上が平らな形に作られ,頂の四周に花と蕉葉文が飾られている.帳の両脇に男女の侍従が悲しみ号泣する情景が2組画かれている.1組6人。このうち男の侍者はみな頭巾をかぶり,垂領・前合わせの筒袖の長衣をつけ,腰に革帯をしめ,香袋と剣をさげ, それぞれ翅葆(羽飾り),華蓋などの儀仗をかかげている.待女は帳の両側に寄りそい,頭は高者に結うか,紗巾(うすぎぬの頭巾)をかがり,丸首の上衣を着、下に裾を引く長い裳をはく。東側の少女の侍女は払子を持ち,西側の侍女は物をさしあげる姿態に作る。彼女たちはうなだれ,眉をよせ,悲しみ悼む気持が現れている 構図はきちんとして, 2組の侍従は対称的でありながら違いがあり, リズミカルな感じがある。画面は侍従達の哀悼を表現してかなり成功している。
この壁画は墨線で輪郭を画いてから朱・青・黄・紫の色を塗る.出土した時,色彩はかなり鮮明に残っていた。人物の顔と帳の垂れ幕は暈染法(ぼかし)を用い,着物の色彩は平塗を用いている。出所:「黄河文明展」

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