考古用語辞典 A-Words

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菩薩頭部  2008年09月24日(水)更新

菩薩頭部
【和:ぼさつとうぶ
【中:Pu sa tou bu
隋・唐・五代|彫刻・書画>菩薩頭部

塑造箔押
高20.0
盛唐
  口を開き上歯をあらわす丸彫り風の菩薩頭部。髻が欠失している。頬のしまった顔立ちで、盛唐前期(八世紀前半)の作であろう。左目と左小鼻が右側より下っており、顔を右に傾けていたかと思われる。口を開いた菩薩像は壁画にはしばしば見え、塑像遺品は珍しいが、ギメ美術館にあるペリオ請来品に一例を見る。表面は白土地に金箔を押して仕上げているが、この仕上げ方は初唐の第三二二窟本尊の肉身部を始め、千相塔にあった盛唐期の比丘頭部など数例に確認される。髪は墨塗り、黒目に墨、唇に朱が残り、髪際の金箔の下に朱線が見える。
頚部の破断面から頬辺の高さに至る丸穴が通り、中に面取りした本心のあった痕がある。この木心に藁苆入りの荒土、次いで麻苆入りの中土を盛り、細かい仕上土をかけているのが見える。出所:『砂漠の美術館-永遠なる敦煌』中国敦煌研究院設立50周年記念

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