五鳳凰髪飾り  2008年07月31日（木）更新

清・道光21年（1841）
長さ：17.0cm 幅28.0cm
  銀に金鍍金を施し、真珠などの宝石を嵌装した5羽の鳳凰を飾った髪飾り。これは皇后、皇妃の髪飾りである。形は半円形。鳳凰の体と尾は翡翠の羽で飾られ、その上にルビー1個、サファイア1個、変形真珠1個、翡翠2個、ガラス玉5個、小粒の真珠20個、真珠4個が嵌め込まれている。鳳凰の体には翡翠の羽で飾られた蓮の花が一輪ずつあしらわれている。黄色い付箋がついており、「道光二十一年閏三月初七日収(革+弇)可交」と記されている。出所：北京・故宮博物館名宝展-紫禁城と中国4000年の美の秘宝