鎮　2点     2008年07月22日（火）更新

青銅製
高8.0cm、 径11.8cm、 重1.25kg
　敷物を押さえるものと考えられている。同じものが4点出土した。 半球形を呈し、内側は中空である。上に環が一つ付く。表面は8匹の龍が互いに絡まりあったさまを表す。龍は浮形状に表されるが、丸彫状に突出した部分もある。地の部分には14個の小円圏があるが、或いは元来石を象嵌していたのかもしれない。表面に范の合わせ目の跡が一本走る。出所：『曾侯乙墓』 特別展 日中国交正常化20周年記念