小鬲 4点     2008年07月21日（月）更新

青銅製
（附属匕1）
小鬲高12.95cn、 腹径15.75cm、 重2.5kg
小鬲高12.9cn、 腹径15.4cm、 重2.2kg
小鬲高12.7cm、 腹径15.5cm、 重2.5kg
小鬲高12.2cn、 腹径15.4cm、 重2.Okg
匕 長18.5cm、 重0.124kg
　同じものが9点出土した。象嵌によって、2匹の鳥首龍紋と勾連雲紋を組み合わせた紋様単位が6単位表されている。口縁の上に「曽侯乙作持用終」の銘文がある。外底の中心と3足の底には鋳造の時に出来た突起がある。
匕は、2点の鬲の口縁上に置かれた形で2点出土した。いずれも渦紋で節られるが、裏に「曽侯乙作持用終」の銘文がある。鬲とは食物を煮るための器であるが、この鬲の大きさは1人用とも考えられる。また付属したとの大きさも、食器として適当である。出所：『曾侯乙墓』 特別展 日中国交正常化20周年記念