考古用語辞典 A-Words

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安徽省南部古い村―西逓・宏村      2008年05月22日(木)更新

安徽省南部古い村―西逓
【和:あんきしょうなんぶふるいむらーしいでい・こうそん
【中:An hui sheng nana bu gu chun Xidi Hongchun
面白テーマ|>安徽省南部古い村―西逓・宏村

  安徽省南部の古い村―西逓、宏村は安徽省黄山市の(黒+多)県にある。11~12世紀につくられたものである。
村の配置は緻密で、民家の建築の技術は巧みで完壁で、周囲の自然環境とちゃんと結びついており、山水と田園の景観は持ちつ持たれつという中で更によくなり、徽州建築の風格を具現しており、中国の長江中・下流の山間地帯の民家のすぐれたものである。
西逓村は山も水源もあり、村の面積は12万9600平方キロ。2本の渓流が村の北、村の東を経て村の南の会源橋あたりで合流している。村の住居の多くは水に面して建てられており、水に親しむ特色があり、村の中のすべての建物は皆(黒+多)県の黒い石で葺かれ、古い建物の多くは木構造を主とし、れんがの壁で囲まれ、豊富多彩なれんが、木、石の3つの彫刻があり、町の道路、渓流、建築の配置も適切であり、バランスがとれている。
宏村の北は黄山の延長である雷崗山、西は邑渓河、羊桟河に臨み、村の面積は19万1100平方メートル。村の南側は広びろとした地形、広い面積の池――南湖がある。400年余りの歴史のある用水路が古い村のすべての家の下を貫くようになっており、村の中心部と村の南側でそれぞれ2つの大きさの異なる水面―一月沼と南湖となり、村全体の形はそれによって決まっているようで、宏村のユニークな、高い芸術価値と景観としての価値のある村の姿を形成している。村の建物は用水路に沿って建てられており、石板が敷き詰められている。古い建物としては書院、祠堂、民家などがある。装飾の美をきわめた建物には古めかしさを感じる。西逓、宏村は亜熱帯に位置し、湿潤性モンスーン気候に属する地域で、年間平均気温は15.8℃。この一帯の山峰は奇異で美しく、すばらしい環境にも恵まれ、気候も温暖で、降水量もたっぷリあり、特産物も豊かで、人間にとって住みやすい場所である。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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