考古用語辞典 A-Words

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黄山      2008年05月22日(木)更新

黄山
【和:こうざん
【中:Huang shan
面白テーマ|>黄山

  安徹省南部の黄山市内にあり、標高は500メートル~1864メートル、面積は154平方キロ。黄山は自然資源に恵まれ、ユニークな山と樹林からなる景観、絶滅のおそれのある植物の種、珍しい温泉とすばらしい黄山の雲の海などの観光資源に恵まれている。黄山にはよく保存されている古代建築物、古い登山道、断崖の彫刻などの文化遺跡がある。
黄山景観区では数多くの山峰がそびえ、あちこちで奇岩怪石を目にすることができ、松の木が青々と生い茂り、雲と霧がたなびき、深い谷と深い泉、鳥のさえずりと花の香りなどは、昔から「この世の仙人の世界」といわれてきた。万物のよみがえる春、流れ落ちる滝が緑一色の夏の日、山が赤一色に染まる秋の景色、玉と氷の彫刻のような冬の景色を問わず、いずれも大自然のつくり出した景観であり、どこにも人工の飾り過ぎ気味の痕跡がない。特に奇異な樹形の松、奇岩怪石、雲の海、温泉が有名で、「4つの極致」と称され、景でもあり情でもあり、動と静が融け合い、永遠に珍しさを感じとることができる。
黄山はどこでも石また石で、石の上にも松が根をおろしており、珍しくない松はないと言える。断崖と深い谷の至る所で松の木を目にすることができる。黄山の松は千百年の樹齢のある天然のものでその珍しさには感服しないわけにはいかない。
温泉は黄山のいま一つの特色のある景観で、温泉の平常の水温は42℃で、干ばつが続いても渇水状態になることがなく、雨天続きでもあふれることがなく、正常な流量を保つている。泉の水は入浴もできれば飲むこともでき、病気にも効き、「天下の名泉」ともいわれている。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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