考古用語辞典 A-Words

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西夏王陵      2008年05月20日(火)更新

西夏王陵
【和:せいかおうりょう
【中:Xi xia wang ling
面白テーマ|>西夏王陵

  西夏陵、西夏帝陵ともいわれ、「東方のピラミッド」ともいわれ、銀川市西郊外の賀蘭山の東麓にあり、市街区から約35キロ離れたところにある。西夏の歴代帝王の陵墓があるところである。陵墓区の南北の長さは10キロ、東西の幅は4キロ、その中には9人の帝王の陵墓と140人余りの貴族と大臣の副葬墓があり、敷地面積は約50平方キロである。西夏の王陵は仏教建築の影響を受け、漢民族の文化、仏教の文化、タングート民族の文化を有機的に結びつけた、中国の陵墓築造物の中でもユニークな風格のある形態のものである。
西夏陵は雄大なスケールを誇り、整然と配置されている。帝陵のすべては、みな独立した、完ぺきな建築物群であり、南向きで、タテの長方形を呈し、規模は明の十三陵に相当するものである。
陵墓区には音声と光の装置が設けられている。夜のとばりが降り、ひつそリとしてなんの音も聞こえて来ない。地上からの照明は黄色、青色の2色を呈して陵墓、やぐら、神壁をライトアップし、神話の世界をほうふつとさせるものがある。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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