考古用語辞典 A-Words

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天津・古文化街      2008年05月20日(火)更新

天津・古文化街
【和:てんしん・ふるぶんかがい
【中:Tian jin・Gu wen hua jie
面白テーマ|>天津・古文化街

  天津は中国の華北平原の北東部に位置し、北京から120キロ離れたところにあり、東は渤海に臨んでいる。天津は第二次アヘン戦争後通商港になり、数百年の歴史の変遷を経て、数多くの人文の古跡が形成され、古代と現代との融合、中国と西洋との融合というユニークな天津の都市像を目にすることができる。天津は有名な寄席演芸の町、民間芸術とグルメの町であり、大鼓(民間の謡い物の一種)、講談、快板、漫才などは天津の寄席演芸の目玉である。楊柳青の年画、狗不理のブタまんじゅう、十八街のマーホア(小麦粉でつくった食品)はいずれも天津観光の目玉。天津は2008年北京五輪のサッカー予選の分会場の一カ所で、現在、試合用競技場が着工されている。伝統的かつ近代的な天津市は観光客の皆様のご来訪を心待ちしている。
 古文化街は天津の文化色にあふれ、れた特色のある通りであり、南開区の東門外にある宮南・宮北大通りは全長が580メートルで、天后宮をその中心とし、全体の建築物は清の頃(1644年~1911年)の民間建築物の風格をまねて建てられたもの。百軒近くの店舗は清代の様式で、門と窓の上に彩色の絵の図案が飾られ、図案の内容は歴史、神話伝説、人物、花鳥などのものが多く、形式はすかし彫り、浮き彫り、立体彫刻などがある。
古文化街は筆、墨、紙、硯(すずり)、知名人の書画、文物と骨董、工芸品などを扱っているお店がほとんどで、最も有名なのは楊柳青画社、泥人形張の彩色塑像の工芸品を扱う店などである。このほか、古文化街には石頭門坎飯店などの老舗がある。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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