考古用語辞典 A-Words

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北京      2008年05月19日(月)更新

京劇
【和:ぺきん
【中:Bei jing
面白テーマ|>北京

  北京は中華人民共和国の首都であリ、中国の北部に位置し、南は華北平原と接し、東は渤海に臨み、北西は山西省および内蒙古高原と隣接し、西、北、東の三方が山に囲まれ、暖温帯半湿潤気候に属する地域で、四季の違いがはっきりしており、春と秋は短く、冬と夏は長い。北京の総面積は1万6800平方キロ、市街区の面積は1040平方キロ。現在、16の区、2つの県を管轄しており、人口は1143万。
北京には悠久な歴史がある。50~70万年前に人類の祖先「北京原人」がこの一帯で生活していた。長い歴史の流れの中で、北京はずっと中国北部の軍事的要衝であった。そして元(1271年~1368年)、明(1368年~1644年)、清(1644年~1911年)の三王朝の都になった。北京は中国の七大古都の一つで、数百年にわたって都であったため、北京では数多くの人文の遺跡と地方の風俗が目につき、壮大なスケールの長城、金色に輝くきらびやかな故宮の建物、雄大なスケールの明の十三陵、美しい願和園、北海公園や周口店の北京原人遺跡、雍和宮などの名所旧跡および北京の路地(胡同、フートン)、京劇、グルメなど枚挙にいとまがない。北京はながい歴史のある都であるだけでなく、現代的国際大都市でもある。すでにワシントン、ニューヨーク、パリ、ベルリンなど20余りの都市との間で友好都市関係が結ばれており、国際往来も盛んである。北京には現代的建築物がずらりと建ち並び、大きなショッピングセンターがあちこちにあり、交通も便利で、通信施設も申し分なく、星クラスのホテルが600近くもあり、宿泊施設もよく整備されている。工府井、西単を主とする北京の商店街は世界の流行に遅れを見せず、 中関村をベースとする科学技術産業は世界の前列にあり、さまざまな文芸公演も多く、対外文化交流も頻繁に行なわれ、市民の文化とモグンな芸術が同時に存在し、北京はモグンな都、科学技術の都、芸術の都になっている。
2008年の第29回五輪が北京で行なわれることになり、現在、五輪のための諸施設を着工中で、特有の「オリンピック景観」が形成され、伝統と現代を兼ねた北京に新しい色彩を添えている。「新しい北京、新しい五輪」といわれるように、五輪によつて北京の観光業に新たなセールス・ポイントができたと言えよう。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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