考古用語辞典 A-Words

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湖北省神農架      2008年05月19日(月)更新

湖北省神農架
【和:こほくしょうしんのうか
【中:Hu bei shen nong jia
面白テーマ|>湖北省神農架

  湖北、陝西、四川3省の境界地帯に位置し、南は長江に臨み、北には武当山があり、大巴山脈と秦嶺山脈が交差しているところであり、中国南部で亜熱帯が北温帯へ移行する地帯でもあり、全体の面積は3250平方キロ、主峰の大神農架は雄大なスケールを誇り、高さは3105.4メートル。1978年に、国は大・小神農架の山々を中心に周囲20キロの地帯に自然保護区を建設することを決定し、キンシコウ、ハンカチノキなど稀少動植物と森林生態系の保護を主な目的としている。伝えられるところによると、このあたりは古代の伝説の中で神農氏(炎帝)が田を耕し、薬草を採集し、病気を治したところであつた。神農架では、雄大なスケールの山峰と深い谷が神秘的な色彩で人々を魅了させ、稀少動物と花の海や薬草の園は比類がないともいわれ、不思議な形をした洞窟、奇岩怪石や流れ落ちる滝、空に浮かぶ雲などすばらしいものが枚挙にいとまなしと言えよう。
神農架には現在世界でもまれな中緯度亜熱帯の原生林、動植物景観および第4紀氷河の災禍を免れた植物群生、稀有動植物を特色とする観光コースがある。シロクマ、キンシコウなどの稀少動物もいる。「1日のうちに景色が変わり、四季の移り替わりで景観も違ってくる」という気候上の奇観も見られる。出所:『ようこそ北京五輪(オリンピック)2008』

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