考古用語辞典 A-Words

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木製果実(瓜・林檎・棗)       2008年05月05(月)更新

木製果実(瓜・林檎・棗)

【和:もくせいかじつ
【中:Mu zhi guo shi
宋・遼・金・元|彫刻・書画>木製果実(瓜・林檎・棗)

北宋 10世紀
  瓜やリンゴ、棗などを木でつくり、金泥を塗って塔基に埋納されたもの。左奥の果実は瓜科の実を用い、外側に赤と黄の絵の具で牡丹唐草文を描いている。中は空洞となり、銅銭が1枚入っている。すべて仏事用の祭具である。静志寺塔基からは木製の蓮花が1座出土しており、それには金指装飾が施されていた。この木製金彩の果実も蓮花と一具をなす仏具である。出所:『地下宮殿の遺宝中国河北省定州北宋塔基出土文物展』

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