考古用語辞典 A-Words

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月神画像磚  2008年03月23(日)更新

月神画像磚

【和:げっしんがぞうせん
【中:Yue shen hua xiang zhuan
秦・漢・三国|彫刻・書画>月神画像磚

時代:後漢
法量:高さ37.3cm、幅24.4cm
出土年:1954年
出土地点:新繁清白郷一号墓
 画像磚の羽人は頭が人で身体が鳥である。頭髪は髷を結っている。腹部には丸い輪が描かれており、その愉輪中には月桂樹とヒキガエルが描かれている。月桂樹とヒキガエルは月神の象徴である。これは古典史料の「嫦娥は月に逃げ、月に身をよせて蟾蜍(吉祥の象徴とされるヒキガエル)になり、月の精となった」という記載と符号するものである。画像磚の中の羽人の羽毛は明晰で、羽を広げて飛翔している様子が1描かれている。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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