考古用語辞典 A-Words

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尖頭器・刮削器・石核   2008年02月24(日)更新

尖頭器・刮削器・石核

【和:せんとうき・かっさくき・せっかく
【中:Jian tou qi・gua xun qi・shi he
新石器時代|>尖頭器・刮削器・石核

尖頭器(2)、刮削器(1、4)、石核(3、5)
時代:新石器
法量:長さ51cm、2.8cm、3.5cm、2.2cm、3.7cm
出土年:1990年
出土地点:四川省広元中子鋪遺跡
 広元中子鋪遺跡は四川北部の山地、嘉陵江上流支流の浅渓河南岸に在する。細石器を代表とした早期遺存は今から約6000~7000年前で、土器と共存しており「中子鋪文化」と命名された。中子鋪の細石器は黒色のフリントが主要な石材であり、石片と石葉は主として間接打撃法を採用し、同時に直接打撃法も採用している。細石核の
数量はわりあいと多く、その中の楔形石核の顕著な特徴は底部の多くが刃縁状を呈していることである。細石刃はたいへん典型的なものである。細石器は弧刃刮削器、条形尖刮器、直刃長刮削器、さらに石核式刮削器を主としている。少量ながら尖頭器もあり、このほかには刃部を持つ小さなナイフ型石器も多い。出所:『中国四川省古代文物展』-三国志のふるさと、遥かなる大地の遺宝2000

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