考古用語辞典 A-Words

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康熙六旬万寿慶典図巻(4)  2008年02月14(木)更新

康熙六旬万寿慶典図巻(4)

【和:こうきろくじゅんまんじゅけいてんずかん
【中:Kang xi liu xun wan shou qing dian tu juan
明・清|彫刻・書画>康熙六旬万寿慶典図巻(4)

康熙期
画面3940cm 幅45cm 
紙本彩色
 康熙帝六十歳を祝う盛大な祝典(1713年、康熙五十二年三月十八日)のありさまは、勅命により官廷画家冷枚、徐枚、金昆ら十余人によって長大な画巻とされた。その画巻は康熙五十六年正月に完成されたが後に失なわれた。この長巻は、嘉慶帝の時代に蘇州織造が画師をあつめて、当初の画巻を復元するべく制作されたものである。
『万寿慶典図巻』は上・下二巻からなり、その内容は康熙帝が誕生日を祝うため、その前日北京西部の暢春園から西直門を経て紫禁城へむかう光景である。上巻には西直門から紫禁城北門――神武門にいたる間の部分をおさめている。皇帝、皇后の乗る歩輦が無数の儀杖隊にまもられ、しずしずと西直門から神武門へと向い、沿道の大通りの西側にはとりどりの色彩をほどこした灯籠、芝居や曲芸の舞隊などがたちならぶ。王公大臣、皇帝と同じく六十歳をむかえた庶民の老人たちが路傍にひざまずいて行列をむかえる。画面をひろくとり、荘重な気分がわきあがる描写である。画巻の中にはおよそ九千人もの人々が描かれており、騎馬の官紳、武具をつけた警護の兵士、商人たち、杖にすがる六十歳の老人たち、人夫、子供、婦人、僧侶、道士など、登場する各種の人物描写から北京に居住した人々の生活風俗がいきいきとよみがえる。
この画巻は、その制作の意図が記録することにあったところから、あるいは芸術性においてそれほど高いとはいえないかもしれないが、清代の北京における社会、文化、経済活動や市民の生活風俗をものがたるひとつの資料としても珍貴とするにたる作品である
 画巻(4)は、北海と団城、禁苑として、皇帝の遊楽の場所である北海と団城の当日の風景である。このあたりは八期軍のうち正白、鑲黄2旗が沿道の飾りつけにあたった。金鰲玉蝶蝀、白塔がみえる。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

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