考古用語辞典 A-Words

時代別順

旧石器時代
新石器時代
神話時代
殷・周時代
春秋戦国
秦・漢・三国
晋・南北朝
隋・唐・五代
宋・遼・金・元
明・清

分野別順

基本用語
青銅器
陶磁器
金銀・玉器
石器・ガラス
彫刻・書画
絹・衣類
建造物・遺跡・墓
歴史名城
歴史人物
研究機関
研究者
面白テーマ

五彩雲龍文蠟燭(一対) 2008年02月12(月)更新

五彩雲龍文?燭(一対)

【和:ごさいうんりゅうろうそく
【中:Wu cai yun long wen la zhu
明・清|>五彩雲龍文蠟燭(一対)

高33cm 径7cm
  清代に宮延で使用された蠟燭を「宮蜡」という。宮蜡の原産地は広束省と四川省で、採取後、白色の円筒型に固められて北京に送られた。北京には宮延用の蠟燭を作る専門の工場である「蜡庫」「蜡廠」があった。送られた原料は蜡庫に貯えられ、蜡廠でこれを溶解して型に流し込み、彩色や彫刻で飾って宮廷に納めたのである。
宮蜡の種類は、大小、彩色、文様がそれぞれ異なり多種にのぼる。文様で分類するならば、花蜡、喜蜡、光蜡の三種にわけられる。文様、形式は県異なり、個々に吉祥図が配されている。
五彩雲龍文蜡燭は、宝珠にたわむれる龍を浮文であらわしている。皇帝の大婚や祝祭日につかわれたものである。出所:北京「故宮博物院展・紫禁城の宮廷芸術」1985-85

Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.