北宋（第一期前段10世紀後半）
河北省磁県観台窯址出土
高25.6cm、口径2.5cm、胴径11.9cm
　瓢箪形で、麻花〔縄状に撚って揚げたナワカリントウ〕形の双耳が付く。胴部は細長く、高台は外に開いている。底部にハマが熔着している。黒釉は、釉色が均―でなく、黒褐色を呈していて、光沢がある。瓢箪形の瓶は、晩唐から北方地区の窯址で流行し、北宋初めには細長い胴部とかなり大きな麻花形の双耳になっている。出所：「中国の考古学展-北京大学サックラー考古芸術博物館所蔵」

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