考古用語辞典 A-Words

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玉鶴 2007年10月07日(日)更新

玉鶴

【和:ぎょくつる
【中:Yu he
殷・周時代 |金銀・玉器>玉鶴


高9.8cm、幅6cm
1976年河南省安陽市婦好墓出土
商時代・前13~12世紀
中国社会科学院考古研究所蔵
 鳩と鶴は婦好基から出土したもので、亀は婦好基にも比較的近い小屯の建築址から出土している。このような動物を表わした小型の玉器は商代後期に特に数多く知られており、婦好墓にも大量に納められていた。実にさまざまな動物が題材として用いられているが、これらはその例の一部である。鳩を表わしたものは緑松石を用いており、比較的珍しい。亀は2色の玉をうまく使って甲羅、目、足先に黒褐色の部分が出るように工夫している。 出所:「中国国宝展」

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