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孝儀純皇后像 2007年08月20日(月)更新

孝儀純皇后像

【和:こうぎじゅんこうごうぞう
【中:Xiao yi chun huang hou xiang
明・清|彫刻・書画>孝儀純皇后像

清(乾隆期)
絹本,彩色(軸)
縦196cm,横122.5cm 
北京故宮博物館蔵
孝儀は乾隆帝(弘暦)の皇后で,姓は魏佳氏,満族の正黄旗の人です。魏佳氏は貴人でしたが,乾隆10年〔1745〕に冊封されて嬪となり,同14年に妃となり,同24年には貴妃に封じられました。さらに乾隆25年に,乾隆帝の第15子である顒琰〔のちの嘉慶帝〕を産みました。乾隆30年には,皇貴妃に封じられ,同40年に世を去りました。その後,第15子である嘉親王〔顒琰)を皇太子として立て,皇帝をつがせることになり,乾隆帝は,皇太子の生母である彼女に孝儀純皇后の名を贈ったのです。
この作品は,魏佳氏が皇后を追封された後に宮廷画家によって制作されました。透視画法といった西洋画法と中国画法を融合させた作品のひとつです。出所:『紫禁城の后妃と宮廷芸術』

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