考古用語辞典 A-Words

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淳化年文殊金幣[2点](淳化元宝) 2007.08.04更新

淳化年文殊金幣[2点](淳化元宝)

【和:じゅんかねんぶんしゅきんへい

【中:Chun hua nian wen shu jin bi

宋・遼・金・元|金銀・玉器>淳化年文殊金幣[2点](淳化元宝)

北宋時代  淳化年間(990~994)
1988年山西省五台山北講台出土

①径2.4cm 重さ12.5g
②径2.5cm 重さ11.5g
山西省博物館蔵
金貨の表には、太宗御書の「淳化元宝」という行書の文字があり、裏には仏と菩薩が一体ずつ鋳出されている。「淳化元宝」は北宋・太宗の淳化年間(990~994)に発行された貨幣である。五台山は高地で夏が涼しいことから、仏教徒は「清涼山」とよび、文殊菩薩の道場としてきた。五台山で発見されたということからも、この種の金貨が宋代に実際に流通していたのではなく、仏教徒が進奉じたものであった可能性も高い。出所:『中国の金銀ガラス展』

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