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銅剣 2007.07.19更新

銅剣

【和:どうけん
【中:Tong  jian
秦・漢・三国|青銅器>銅剣


1976年陝西省西安市臨潼区秦始皇陵兵馬俑1号坑出土
青銅
長さ91cm、最大幅3.65
陝西省秦始皇兵馬俑博物館
この銅剣は1号坑の兵馬俑に装着された実物の銅剣で、薄く鋭利である。全体にクロマイジング技術による酸化クロムメッキが施されているため、2000年の時をこえてもその輝きは残っている。このメッキ法は近代のドイツで始められたとされていたが、古代の中国ではすでに利用されていた。兵馬俑の顔料やこのメッキ法などは中国古代文明における科学技術水準の高さを示すものである。このほか、兵馬俑坑からは、殳や矛などが多数発見され、文献でしかわからなかった武器の実際の姿が明らかとなった。出所:「世界四大文明・中国文明展」

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