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[中国] 殷墟-世界文化遺産

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発表 2014-7-7 11:37:02 | 全階表示 |閲覧モード
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殷墟-世界文化遺産

殷墟-世界文化遺産
殷墟 いんきょ
世界文化遺産登録:2006年
場所:河南省
 河南省安陽市の北西にある小屯村一帯に位置し、世界的に有名な中国殷(商)王朝後期(紀元前1300-前1046 年)の遺跡である。中国史上に文献が残っており、甲骨文や発掘資料によって存在が証明された最古の都城遺構でもある。24㎢ほどの範囲に、宮殿・宗廟遺構、王陵遺構、庶民の集落跡、墓地、甲骨を埋めた穴、青銅を鋳造所、玉や甲骨を作っていた工房などが発掘されている。
 宮殿・宗廟遺構は、殷(商)の皇帝が政府用や居住用としていた場所で、土台を厚く盛り固めた上に、木の柱を立てや黄土の壁を造り、茅葺の屋根を葺いた。中国古代では最先端の宮殿建築である。また、甲骨約15000 個が出土した穴も、主に宮殿・宗廟遺構に分布している。甲骨文とは亀甲や動物の骨に刻まれた古代文字。特に、YH127甲骨窖穴、小屯南地甲骨窖穴、花園荘東地H3甲骨窖穴は内容的にも富んでいて、殷(商)時代の社会生活の一面を知る事ができ、人類最古の「書庫」と呼ばれている。
 王陵遺構は宮殿・宗廟の遺構と川を隔てて相対する、殷(商)皇帝の御陵で、祭祀なども行われた。中国でこれまで見つかった陵墓群としては最古のものである。遺構からは12 個の陵墓と2500 以上の祭祀用の穴が見つかっている。陵墓の多くは、「亜」「中」「甲」の型をしており、棺が安置された空間も大きい。最大の陵墓では面積1803㎡、深さ15mにも達する。納められた棺は豪華で、埋葬品も美しく、殉葬者も多いことから、中国早期の陵墓建築の中でも最高峰のものと分かる。また、青銅器、玉に代表される発掘文物も、殷(商)代後期の文化や伝統を伝える証拠となっている。
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